画像加工サポート ＞ 画像の合成手順 人物（ペット）と背景素材の合成手順を、無料の画像加工ソフトPictBear を例に初心者向けに解説します。 ＋ → ■必要なもの ○ オリジナル写真にしようとお思いの人物（ペット）の写真 ○ 画像加工ソフト（お持ちでない方は 画像加工ソフト入手方法 参照） ■画像の合成手順 クリックすると、このページ内の各解説にとびます。 （1）背景素材のダウンロード （2）画像加工ソフトに画像を開く （3）2枚の画像の大きさの調整 （4）人物を切り抜く 　○自動選択ツールを使う方法 　○自由選択ツールを使う方法 　○消しゴムツールを使う方法 （5）背景画像との合成 （6）完成した画像の保存 　スポンサード リンク （1）背景素材のダウンロード 使用したい背景素材の上で「右クリック」→「名前を付けて画像を保存」を選択し、ご自身のパソコンにダウンロードします。その際にダウンロードする場所を聞いてくるので、それを「デスクトップ」にすると以降、作業しやすくなります。 （素材のサイズについて） 当サイト内の全ての背景素材は 320×240 ピクセルです。それを 120×90 ピクセルに縮 小表示してます。 実際にダウンロードされる素材のサイズ（320×240 ピクセル） 見かけのサイズ （120×90 ピクセル） （2）画像加工ソフトに画像を開く 画像加工ソフトを起動し、「ダウンロードした背景素材」と「あらかじめ用意しておいた人物（ペット）の写真」の2枚を開きます。 2通りの画像の開き方を紹介します。 やりやすい方を実行ください。 （方法2） そのままドラッグ＆ドロップ （方法1） ファイル → 開く （3）2枚の画像の大きさの調整 人物（ペット）の写真と背景素材のサイズを調整します。（サイズを変えるのはどちらの画像でも構いませんが、縮小表示されても乱れることのないように背景素材を作成しておりますので、人物（ペット）の写真の方を変更されることをおすすめします。） 2枚の画像の大きさに問題がなければ（3）は省略 → （4）人物を切り抜く へ これでは背景素材に対して 人物（ペット）が小さすぎます。 このまま背景と合成すると・・・ 人物（ペット）の写真 　　　　　　　　　　↓ 「イメージ」 → 「イメージのリサイズ」 　　　　　　　　　　　　　↓ 　　↓完了！ （4）人物を切り抜く 2枚の写真を合成するために人物（ペット）を切り抜きます。 1、背景からレイヤーに変換 不要な部分（人物の背景）を消すために必要な作業です。 右下の表示が背景になっています 完了！　表示が背景レイヤーになりました 　　　　　　　　　　　　　　　　　↓　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↑ 「レイヤー」 → 「レイヤーの作成」 → 「背景からレイヤーへ」 2、人物の切り抜き 不要な部分（人物の背景）を消去し、人物（ペット）だけの画像を作ります。ここでは、「自動選択ツールを使う方法」「自由選択ツールを使う方法」「消しゴムツールを使う方法」の3つの方法を紹介します。 切り抜き前 → 切り抜き後 ○ 「自動選択ツール」を使う方法 似たような色の領域を自動で選択してくれるツールです。一番簡単な方法ですが、人物（ペット）の色と背景の色が大きく異なって境界線がはっきりしている場合にしか使えないので、あまり実用的ではないかもしれません。 ○　使用可 ×　使用できない 下記アイコンを 選択 → 背景の適当な場所でクリック 選択された部分が点線で囲まれます。うまく選択できれば左の画像のように境界に沿って点線が現れます。 うまく選択されない場合は、 　　　　　　　　　　　　　　　　　　↓ 　　　　　　「オプション」 → 「色の範囲」 の数値を 　　　　　　0〜255 の範囲でいろいろ試してみてください。 　　　　　　　　　　　　　　　　何度でもやり直しできます。 うまく選択されたら 「Delete」 キーを押します。 　　　　　　　　　　　　　↓完了！ ○ 「自由選択ツール」を使う方法 マウスで境界をなぞって選択します。他の方法と比較して、きれいに切り抜けませんが、用途によってはこれでも十分でしょう。 下記アイコンを 選択 → 左クリックしながら境界に沿ってなぞります 画像を拡大表示して行った方が作業しやすいでしょう。 左の画像のように、なぞったところに点線が現れます。 この段階では、背景ではなく人物が選択されている状態なので、次に選択範囲を反転させます。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↓ 「選択範囲」 → 「選択範囲の反転」 次に、「Delete」キーを押せば 完了です。 ○ 「消しゴムツール」を使う方法 消しゴムの感覚で不要な部分を消していく方法です。地道な作業になりますが、誰でも簡単にできます。 下記アイコンを 　　選択 → ブラシサイズを変更して消す太さを調整します。 まずは太めのブラシサイズで境界線近くを残して、おおまかに消していく。 → その後、小さめのブラシサイズで仕上げて完了！ 画像を拡大表示した方がやりやすいでしょう。 （5）背景画像との合成 ここまでで以下の2枚の画像ができました。 人物（ペット）の切り抜いた写真 背景素材 この2枚の画像を合成します。 「人物（ペット）の写真」 を選択し、 「選択範囲」 → 「不透明部分の選択」 ↓ 人物（ペット）が点線で囲まれます 　↓ 　　　　　　　　　　　 ★ 切り抜いた人物（ペット）の画像と背景画像をなじませて 合成したい場合は → 背景になじむ合成の仕方 　↓ この状態でコピーします。 「Ctrl」＋「C」キー、もしくは 「編集」 → 「コピー」 → 次に 「背景素材」 を選択し、コピーした ものを貼り付けます。 「Ctrl」＋「V」キー、 もしくは 「編集」 → 「貼り付け」 　　　　　　　　　　　　 ↓ 右の画像のようになるので、 「移動ツール」 を使って位置を調整します。 ← 　　　　　　　　　　↓完成！ 　　　　　　　　　　　　　　 ワンポイント素材 フィルター素材 文字素材 などを使って、さらにいろいろ装飾できます。 （6）完成した画像の保存 完成した画像を保存します。 「ファイル」 → 「名前を付けて保存」 保存場所、ファイル名、ファイル形式（用途によってjpg、gifなど）を 設定して保存完了です！ ※ このページの画像は素材ではございません。このページ内の画像および記事のダウンロード・複製・複写・転載は禁止です。